お勧めなモダンブラウザ。 φ(.. )

HTML5、CSS3、JavaScriptは進化し続けています。そこで最新の機能が享受できるモダンなブラウザの利用をお勧めいたします。

Windows 10 でのお勧めブラウザです。

Google Chrome Mozilla Firefox Vivaldi Microsoft Edge Waterfox

Google Chrome

今現在(2020-10)でトップシェアなブラウザです。レンダリングエンジンはChrminumが開発をすすめているBlinkです。
使っている人が多いという安堵感があります。

Firefox

Mozillaが開発を進めているブラウザです。GeckoからServoというレンダリングエンジンに進化しています。
海外ではIEの寡占状態を崩す切っ掛けとなったブラウザです。その後はユーザー資産の切り捨てが伴う仕様変更ごとにシェアを下げてしまいました。そろそろ下げ止まりする事を願っています。

Vivaldi

元Operaの開発者が開発を進めているブラウザです。今はChrome同様にBlinkというレンダリングエンジンを利用しています。
Operaの利用に不安を感じている方は乗り換え先としてお薦めです。
※Vivaldiのシェアについて
 残念ながら限りなくゼロです。その理由は互換性の為にChrome偽装しているからです。この偽装は安直すぎる様な気がします。

Microsoft Edge

現在のEdgeはChrome同様にBlinkというレンダリングエンジンを利用しています。
エンタープライズモードでIE依存なウェブページをIEで表示する事ができます。一般サイトはBlinkで表示、企業内ページなどでまだIEを使う必用があるサイトはTrident(IEのレンダリングエンジン)で表示という具合に切り替わります。

Waterfox

Firefox Ver.56までの資産を受け継いでいます。レンダリングエンジンはGeckoのままです。
旧Firefoxのブラウザ拡張機能の資産も使えて、旧Firefoxユーザーにフレンドリーな進化系です。
なお、デフォルトフォントを「MS P ゴシック」から「メイリオ」に変更することをお勧めいたします。
Mozillaが捨て去った資産のメンテナンスや機能追加が続けられていますが、レンダリングやAPIの進化が追いつかない部分があり、動作がおかしいケースがあるのが残念。

Androidスマホでのお勧めブラウザです。

Google Chrome Kiwi Browser Vivaldi

Google Chrome

パソコン用と同じく今現在(2020-10)でトップシェアなブラウザです。
使っている人が多いという安堵感があります。なによりBlinkの最新バージョン摘要が速いのが利点です。

Kiwi Browser

Chrome同様にBlinkというレンダリングエンジンを利用しています。
Kiwi BrowserはAndroid版Chromeがサポートしていないブラウザ拡張機能をサポートしています。
レンダリングエンジンのバージョンが少し古いことから正しく表示できないケースがあるのが残念。

Vivaldi

元Operaの開発者が開発を進めているブラウザです。今はChrome同様にBlinkというレンダリングエンジンを利用しています。
開いているウェブサイトの切り替えがデスクトップ同様にタブ方式が良ければお勧めです。

Androidのブラウザアプリは群雄割拠

その他にも多くのブラウザアプリがあります。
Blinkを利用しているブラウザで、Edgeをお勧めにしなかったのはレンダリングエンジンの更新が遅く、最新のHTML,CSSが解釈できないケースが見受けられるからです。
Blink以外では2020-08までGeckoで頑張っていたFirefoxがありました。しかし2020-08に別物なGeckoViewというエンジンに置き換えられて、不完全なUIと不具合が多いレンダリングで、ブラウザ拡張の切り捨て等、大きく後退する悲劇が起きてしまい、未だに機能が後退したままです。Firefoxという冠を愛してたAndroidユーザーを失望させ続けています。

iPhoneとiPadは?

残念ながら、Appleのデバイスは保有していませんので、どのブラウザが良いのかが確認できません。m(_ _)m

Internet Explorerはダメ、ゼッタイに!

Internet Explorer

朗報:2022年6月16日以降、IE11デスクトップアプリケーションは無効になり、ユーザーがアクセスしようとするとMicrosoftEdgeにリダイレクトされます。

それまでは、ウェブ開発者はマイクロソフトがIEでアクセスされた時に無条件でEdgeに切り替える機能を利用しましょう。登録制ですので、IE対応をやめたサイトは登録しましょう。
Moving users to Microsoft Edge from Internet Explorer

今現在のIEはW3CやHTML Living Standardの最新仕様には準拠していません。インターネットのネットサーフィン用には使うべきではありません。
そしてActiveX等を利用した組織内のシステムの為に利用するのなら、Edgeのエンタープライズ機能で利用すべきです。

本家であるマイクロソフトは自らのサービスでIEサポートを終了しています。
Microsoft 365 apps say farewell to Internet Explorer 11 and Windows 10 sunsets Microsoft Edge Legacy
 ※上記のIEサポート終了告知でさえ、IEではまともに表示できません。

なお、IEのシェアは日本固有のガラパゴス現象が現れています。それは数字でも確認できます。
https://gs.statcounter.com/browser-market-share/desktop/japan#monthly-201512-201912
この原因の一つは、ActiveXに執着する官公庁(特にマイナンバー)と大企業(某流通大手や銀行)が、未だに存在するからです。